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Blog2024.04.16

働き方改革と感謝

働き方改革と感謝

こんにちは。
今回はシステムサポートが担当させて頂きます。

「働き方改革」
最近ではあまり大きく取り沙汰される事は無くなりましたが、2019年頃から広まり多くの方が目にされた事のある言葉だと思います。
私の場合は、新型コロナウイルスの影響もあって2020年頃から広まった「テレワーク」や「リモートワーク」といったオフィス外で業務を行う形態がまず頭に浮かびますが、今回はこの働き方改革とテレワークに関わる私の身の上話です。

当社も新型コロナウイルスの蔓延が一つの契機となり、2020年よりテレワークを導入し「必要時には出社するが、基本的に直行直帰+テレワーク」という業務形態となりました。
その後、新型コロナウイルスの脅威が小さくなるに従って出社の割合は大きくなりましたが、従来より柔軟な思考と対応を行っていたデンタルシステムズらしく、現在もテレワークを大きく取り入れた業務形態となっています。

実際に、テレワークが始まった時は環境を作る手間や、不慣れゆえの不手際や戸惑いもありましたが、慣れて来ると時間や労力が削減され、より効率的に数多くの対応が可能となり、まさに改革だと感じたのを覚えています。

働き方改革と感謝

ある時、遠方で暮らす母が大病を患ってしまい、デンタルシステムズを退職して親元へ転居する事にしました。
長らく勤続させて頂いた会社を退職するのには勇気も申し訳無さもありましたが、同僚の方やお客様には別れを惜しんで頂きながらも暖かく送り出して頂け、大変感謝したものでした。

元々は祖父母が暮らしていたところに両親も移り住んでいましたが、自分は初めて住む土地です。
田舎ならではの風土や習慣の違い、培った知識や経験を活かせる仕事が無い、といった難点はあったものの、久しぶりに送る両親との暮らしは楽しく母の手術も無事に終える事ができました。
その後の母は体力的に衰えてしまったものの自宅での生活が可能で、私にも多少の余裕ができました。

そんな折、懇意にさせて頂いていたお客様から頂いたお電話がきっかけで、デンタルシステムズの元上司とお話する機会がありました。
特にコールセンターでテレワークを本格的に取り入れている事と、それにより親元での勤務も可能となった事を聞きました。
そして、私が望むのであれば復帰してはどうか、というお申し出を頂きました。

親元で就いていた新しい仕事にも慣れて来た頃ではありましたが、やはり長年をかけて身に着けた知識や経験、技術が活かせない事に歯痒さも抱えていたこともあり、このお申し出は大変嬉しいものでした。
その後、検討と両親への相談を経て復帰をお願いした結果、システムサポートにて勤務させて頂く事となり、今に至ります。

一時はリモートワークを取り入れた会社が、後に元の体制に戻されたケースも多いと聞きます。
私の場合は幸いにも会社がリモートワークを取り入れてくれていた事と、きっかけを下さったお客様、復帰を促してくれた上司のお陰で、仕事に復帰させて頂く事が出来ました。
環境や事情によって働き方が広がった事は大変有難いですね。

この恩恵を無駄にしないよう、今後も励んで参ります。
皆様どうぞよろしくお願い致します。