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Blog2020.02.21

もうすでに、誰かのお役にたっている

もうすでに、誰かのお役にたっている

今回のブログも、女性活躍プロジェクト・コンサルタントの一ノ瀬が担当させていただきます。

時々、自分には特技や才能がない、夢がない、会社や人の役に立てているのかわからない、生き甲斐がない…若い世代ばかりか、8050問題も強く問題視されている現在、幅広い年代層や様々なところから「生きづらさ」のご相談を受けることも多いです。私はその「生きづらさ」を心の不定愁訴と呼んでいます。

まず、一つ言えるのは、これだけの情報社会が発達していますので、そもそも悩みやすく迷いやすい時代に私たちは今、生きています。
そのため心の不定愁訴状態に陥ったとしても、特段、問題ではないです。
自分には特技や才能がない、夢がない、会社や人の役に立てているのかわからない、

生き甲斐がない…そんなふうに感じる日があったとしても、実は既に自分や周りの人や会社や社会の役に立っている事実を知ってほしいです。

日本には、納税の義務があります。
個人も住民税や所得税等、法人も法人税等、様々な税金を納めています。
その中で、皆さんは復興特別税というものも納めていることを、ご存じでしょうか。
これは、東日本大震災より全国民の所得税等の税金に組み込まれ、徴収されている税金です。
今現在も災害復興に向けて使われています。
先日、水害にあった岡山県へ視察に行ってまいりました。
実際の被害場所や復興現場で住民の方々やボランティアの方にお話を伺ってきました。長い年月がたっていますが、未だに復興作業がおこなわれています。
自分の存在価値に自分自身がなかなか気づけない日があったとしても、それでも、机にむかい業務に取り組む今日は、晴れの日も雨の日もお客様のところへ足を運ぶ今日は、自分だけではなく多くの人の「大切な今日」になっています。

私も、落ち込んだり悩んだり迷ったりするときは、一人の時間にしっかりそのような感情も味わい尽くすようにしていますが、お仕事へ向かう朝は上記のことを思い出し、また、今日もがんばろうと立て直しています。

もうすでに誰かのお役に立てているうえで、今日もお仕事が出来ているということに誇りと自信をもち、さらなる成長へと希望に繋げていけたら幸いですね(^^)

※ 写真は復興場所に咲いていた梅の花です。立て直す日々の中に、希望と春の到来も感じました。